2日午後、鹿行地域の行方、潮来両市で3件の交通事故が相次ぎ、3人が死亡、2人が重軽傷を負った。
県は3日、鹿行地域に交通死亡事故多発警報を発令し、広報啓発活動など緊急対策を実施する。
2日午後6時10分ごろ、行方市富田の国道355号で、軽貨物車が自転車で国道を横断していた近くの無職、
山口五郎さん(77)をはねた。山口さんは頭を強く打ち、病院で死亡した。
行方署は自動車運転処罰法違反(過失致傷)の容疑で、軽貨物車の千葉県香取市上小堀の会社員、
根本哲也容疑者(34)を逮捕した。容疑を過失致死に切り替えて調べる。
この5分後には、潮来市洲崎の国道51号で、同市古高の会社員、粉名内信幸さん(64)の乗用車が
路上にいた鹿嶋市長栖の無職、額賀勇さん(75)をはねた。額賀さんは頭などを強く打ち、
搬送先の病院で死亡が確認された。
午後7時ごろには、行方市八木蒔の国道355号で、小美玉市柴高の無職、
海寳登志彦さん(62)の乗用車が対向車線にはみ出し、前から向かってきた行方市羽生の無職、
井野場睦さん(83)の乗用車と正面衝突した。井野場さんの乗用車に同乗していた
妻の公子さん(80)が胸などを強く打って死亡し、井野場さんが重傷、海寳さんも軽傷を負った。
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